確定拠出年金で節税しよう

こんにちは。@たしか@です。

以前、個人年金保険よりも確定拠出年金の方がおすすめであると言いましたが、その理由を説明したいと思います。

 

◯確定拠出年金って何?

確定拠出年金とは毎月定額を拠出し、その資金を個人で管理・運用することで、老後に受け取れるお金を確保するものです。加入期間が10年以上であれば60歳から老齢給付金を受け取れます。加入期間が8年以上10年未満で61歳、6年以上8年未満で62歳、4年以上6年未満で63歳、2年以上4年未満で64歳、1月以上2年未満で65歳から老齢給付金の開始が繰り下げられます。

就職している企業で行なっている確定拠出年金は「企業型」、そうでない場合は「個人型」と呼ばれます。

◯拠出限度額は?

「企業型」:他の企業年金がない企業においては55000円/月、他の企業年金がある企業においては27500円/月です。

「個人型」:確定拠出年金も他の企業年金もない企業の従業員は23000円/月、自営業の方などは68000円/月です。ただし、自営業の方などで国民年金基金に加入している方は確定拠出年金と国民年金基金の合計が68000円/月である必要があります。

◯確定拠出年金のメリット

個人年金保険の控除額が最高4万円で、支払額の全額が控除されるわけではないのに対し、確定拠出年金では小規模企業共済等掛金控除により全額が控除されます。また、加入者が定期貯金や投資信託を選択して運用するため貨幣価値の変化に強いです。さらに、個人で管理・運用するため転職や退職の際に年金資産(既に拠出し、運用している資産)を移管することができます。これをポータビリティと言います。

 

◯確定拠出年金のデメリット

運用方法を個人で選択するため、株式投資等の運用リスクは加入者が負担するため、運用により拠出した額よりも資産が減る可能性があります。絶対に減らしたくない方は元本保証の定期貯金等で運用して下さい。また、60歳以降にしかお金を受け取れないので、急な出費に備えることは出来ません。

 

以上、確定拠出年金について述べました。個人年金保険よりも節税効果が高いことと、投資信託に触れる点で優れていると思います。是非とも加入を検討してみて下さい。



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